論文・レポートは単なる感想文とは違い、客観的で説得力のある文章でなければなりません。
ではどうすれば客観性を持たせることができるのでしょうか。
今回は説得力のあるレポートの書き方です。
「自分の意見、説得力がないなあ〜」とか
「この主張性は正当性を持っているのだろうか」
と感じることってありますよね。
説得力のある文章かどうか不安になるのは、
その意見が客観的ではないからです。
つまり独りよがりな意見であったり、
客観的な根拠が示されていないために
説得力がないように感じられるのです。
客観性を持たせるためにはいくつか方法があります。
1つには、自分の主張を支えてくれるような
データや他者の意見を引用することです。
それには、もちろん資料を集める必要があります。
2つ目には、自分の意見に対して予想される反対意見を予想し、
それに対する反論を入れることが考えられます。
たとえば
「というと、〜〜〜のように考える人もあるだろう。
しかし、・・・なのである。」
といった形で、反対意見に対する反論を文章に加えることで
レポートに客観性が加わります。
3つ目には、
自分の意見が従来の意見とどのように違うのか説明することです。
つまり自分の意見を際立たせるために他の意見と比較するのです。
たとえば
「これについて、従来までは・・・と考えられてきた。
しかし、〜〜〜である。」
などといった書き方があります。
これらのことに気をつけることで
自分の意見に客観的な視点を持つことができ
より正当性のある文章となります。
説得力のあるレポートは当然、評価も高くなります。
また将来的に(卒業)論文ともなれば、
このような客観性・正当性が必須です。
日ごろから文章を書くときにも気をつけていきましょう。