論文・レポートは提出前に推敲・見直しをすることで格段に質が上がります。
その推敲・見直しのポイントを紹介。
今回はレポートの「推敲」について説明します。
推敲とは、自分の書いた文章を読み直し、
間違いを直したり、よりよい表現に変えたりすることです。
分かりやすい言葉で言えば「見直し」です。
見直しをすることで、
漢字間違い、言葉の間違いはもちろんのこと
文章のおかしなところを見つけたり、よりよい表現が思いついたりと
書いているときには気づかなかったさまざまな点が見えてきます。
また本来の意図とは異なるのですが、
気楽に文章を書けるようになるメリットもあります。
レポートを書く際、
きちんとした文章を書こうとして力が入りすぎてしまうことはないでしょうか。
推敲なしで一発でよい文章を書こうと思うと、
ガチガチに力が入って、手が思うように動きません。
初めからこのレポートはあとで推敲するのだ、
と意識しておくことで、気楽に書くことができます。
まずはとりあえず思い付いたことを書く。
構成や文章に小さな矛盾が生じても気にすることなく、
リラックスして書くことが重要なのです。
リラックスした状態で構想やテーマを考えることで
いいアイディアも思いつくかもしれません。
文章の見直しは【1日以上あけて】からするのが原則です。
なぜ1日あけるのかと言うと、
書いた直後は、その記憶が頭の中に残っているので
漢字が間違っていたり、文章におかしなところがあっても、なかなか気づきません。
時間をあけてから見直しをすることで、
冷静に文章を見ることができるので、
細かなミスや文章の意味が伝わりにくい点なども見えてきます。
なので少なくとも1日はあけてから
文章を見直すことをおすすめします。
推敲のときには以下の点に注意してみましょう。
推敲をきちんと行うことで、
あなたの文章力は格段にアップすることでしょう!